普段、革靴やビジネスシューズを履く方も履かない方でも
「革靴の形ってなに?」
「内羽根と外羽根ってどういうもの?」
と、お買い物の際には悩んでしまいがちです。
革靴を買う際には大きくわけて、「形」と「デザイン」があります。
靴屋では形で大きく棚を分けて、その中に細かくデザインでわけるという構成になっているお店が多いです。
形で大きく選んで、デザインで絞るという選び方をすることがよくあるかと思います。
この記事では、
1.知っておいてほしい!内羽根と外羽根
2.その他の革靴の形
3.革靴のデザイン
の順に、革靴の形やデザインの基本についてご紹介します。
1.知っておいてほしい!内羽根と外羽根
メンズシューズを選ぶ際によく聞く言葉として、「内羽根」「外羽根」があります。
この内羽根と外羽根は、どのようなシーンに履くかによってとても重要な要素です。
(1)内羽根とは
内羽根は靴紐を通す部分が外側に出ていないデザイン。脱いでも外側に羽根が広がらず、フォーマルでまとまった印象。
(2)外羽根とは
外羽根は靴紐を通す部分が外側に出ているデザイン。内羽根に比べてカジュアルな印象。
羽根の部分が大きく開くため着脱がスムーズで、靴紐によるフィット感の調整がしやすい。
上の画像で言うと左が外羽根、右が内羽根です。
2.その他の革靴の形
(1)モンク
モンクとは修道士が考えたといわれる靴です。
靴紐はなく、甲を覆う大きなバックルとベルトで調整をするデザインが個性的な印象。
ダブルモンクは2本のストラップのあるものを指します。
上の画像はダブルモンクですね。
また、モンクストラップの裏側にゴムが仕込まれ脱ぎ履きがさらに簡単なものもあり、ご購入の際にはぜひチェックしていただきたいです。
(2)ローファー
HARUTA ハルタ ローファー メンズ 6550 黒 クロ (23.0~28.0cm) 通学 学生 靴 3E
日本では学生の定番と言われる靴です。
革靴デビューがローファーという方も多いのではないでしょうか。
ローファーとは、袋仕立てのスリッポンで主にUチップのようなデザインをしています。
一般的によく知られるコインローファーやタッセルがついているタッセルローファー、ビットがついたビットローファーなど種類は様々にあります。
ローファーには怠け者という単語が由来という背景があり、脱ぎ履きが簡単なのも特徴です。
(3)サドル
プレーンなつま先で、履き口に馬の鞍のような切り替えがある紐靴のことを指します。
切り替え部分で色や素材を変えたもの多くあります。
キレイめよりな印象でカジュアルにも合わせやすいファッションのワンポイントにおすすめです。
3.革靴のデザイン
(1)ストレートチップ
リーガルコーポレーション ケンフォード KENFORD KB18L ブラック メンズ ビジネスシューズ ストレートチップ 紳士靴
ストレートチップとはつま先の革の切り替えラインが一文字のデザインです。
切り替え部分がつま先にあるため、シワがつきにくく清潔感のある見た目になります。
最もフォーマルなデザイン。
(2)プレーントゥ
リーガルコーポレーション ケンフォード KENFORD KB15L ブラック メンズ ビジネスシューズ プレーントゥ 紳士靴
つま先に飾りのないシンプルなデザイン。
フォーマルにもカジュアルにも万能な印象です。
(3)Uチップ
リーガルコーポレーション ケンフォード KENFORD K644L ブラック メンズ ビジネスシューズ Uチップ 紳士靴
プレーントゥよりはカジュアルな印象のUチップ。
名前の通り、つま先がU字状に縫い込まれた靴です。
(4)ウイングチップ
リーガルコーポレーション ケンフォード KENFORD K644L ブラック メンズ ビジネスシューズ Uチップ 紳士靴
ウイングチップとはつま先の革の切り替えに使われるチップが翼の形をしたデザインのこと。
カジュアルな印象の靴。
種類を知ったら、TPOや用途に合わせて選んでみましょう!
他の記事ではより詳しく、TPOに応じた靴選びについてご紹介しています。
>>お葬式向けビジネスシューズ(革靴)の選び方,男性編
>>就職活動向けリクルートシューズ革靴の選び方(男性編)