ヒールだから仕方ないと思われがちなあのカツカツ音。
「何が原因で鳴るの?」
「どうしたら小さくなるの?」
という疑問にお答えします。
何が原因?
特に足のサイズに合わない靴や、踵が浮きやすいもの(サンダルやミュールなど踵をしっかりホールドしにくいもの)では鳴りやすいです。
リフトと呼ばれるヒール部分のソールが音の鳴りやすい素材の場合もあります。
もしくはリフト部分が削れてしまいヒールを支えている金具が露出してしまっているということも。
「前は気にならなかったのに……」
という方は一度ヒールを見てみてください。
歩き方の問題?
歩き方の問題、と言われることもありますが、どちらかというとリフトの問題が大きいかと思います。踵から歩くと多少は音が鳴るものです。
それを気にして爪先で歩くと、せっかくのヒールでも美しくない歩き方になってしまいます。
改善方法は?
パッドを当てる
かかとが浮きやすいもの、靴があっていない場合はパッドを当てましょう。
靴のサイズが合っていないと、カパカパと靴が不安定になります。
そうすると歩くよりも強くヒールが地面にあたってしまい、音が出やすくなります。
踵が合っていない場合は足首の後ろに貼るタイプのものを
つま先の方にズレてしまう場合は、つま先に貼るパッドをおすすめしています。
1000円前後から市販されているので手軽にお試しいただけると思います。
実際に靴屋に行くとサンプルがあると思うので、一度試してみてください。
シューズバンドを付ける
パッドを当てるのと同じような役目として、シューズバンドも有効です。調整もしやすいものが多く、お手軽な方法です。
様々な種類のバンドがあるので、検索してみてくだいさい。
修理屋さんで静音ヒールに
靴は合っているけど音がどうしても出る場合は、修理屋さんで静音ヒールに替えてもらいましょう。
特にピンヒールの場合は音が大きくなってしまいがちです。
一度見てもらって、替えられるようであればお願いするのも良い手段かと思います。
あまりおすすめしませんが……
百円均一ショップなどで、ゴムのヒールが売っているものに付け替える、という方法もあるようです。他にも、靴底を補修するための柔らかめの補修剤でカバーをするなど、あくまで自己責任のやり方ですね。気になる方は検索してみてください。
まとめ
ヒールに衝撃が強くかかる形で歩いていると、カツカツ音はおおきくなります。もちろんヒールの素材や硬さの影響もありますが。
大きく分けて、「歩き方の改善」と「ヒールを音がなりにくい素材に変える」の2点に注目して、自分に合った方法で調整してくださいね。