靴ヒモを買うときの3つのポイント!買い方、選び方

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汚れたから、気分転換したいから靴紐を買い換えようと思うことがあると思います。
そこでよくお問い合わせいただくのが「何cmの靴紐を買えばいいの?」という質問です。

そもそも靴紐に種類があるの?


靴紐をお店で買うときに悩む3つのポイントとして、
長さ・形状・色
があります。
色は個人の趣味に合わせてお選びいただくとして、長さと形状についてご説明したいと思います。

靴紐の長さ


靴紐の長さは55cmから150cmのものまで一般的に目にすることができます。
55cmほどのものはおおよそ靴紐を通す穴が2,3穴しかないものです。
140~150cmだとハイカットのものに主に使います。

靴紐の長さの測り方


靴紐を買うのにいちばん大切なのが長さ。
長さを知らずに靴紐を買うことはできません。

靴紐の長さをご自宅で測るには
1.靴から靴紐を外します
2.靴紐をピンと伸ばします
3.端から端までメジャーなどで測ります

以上です。

メジャーがあれば簡単にできるので、ぜひご自宅で一度どうぞ。
店頭に靴紐を測れるよう準備をしている靴屋は多いとは思いますが、
事前に測っていただけるとスムーズに靴紐をおすすめできます。

穴の数と靴紐の長さ

靴紐の長さも測っていないし、実物も持っていないというときは
かなりアバウトな手段なのですが、穴の数でおおよその靴紐の長さを調べることができます。

ビジネス系の靴(男性がスーツに合わせるような靴)の場合
 穴数:サイズ(cm)
 4~5:65~75
 5~6:80~85

スニーカーの場合
 穴数:サイズ(cm)
 2~3:55
 3~4:65
 4~5:75
 5~6:90~110
 6~7:120
 8~9:150

あくまで基準なので、確認をすることをおすすめします。
大きいサイズの方は気持ち長めに買うと丁度いい場合が多いように感じます。
靴のサイズによって幅も縦の長さも変わるので。


測ってみました




CONVERSE ALL STARの定番HI、OXの24.5cm相当で測ってみた結果、
OXは6穴(一般的に一番上の穴に通さないのが流行りのため、それに合わせて撮影)
でおよそ120cm
HIは7穴で140cmはあるということがわかりました。
他のメーカーやデザインによっては参考にならないことがございます。



靴紐の形状


靴紐の形状として、基本的なものは2種類あります。
平紐と丸紐です。

平紐



平紐は解けにくいのですが、紐自体の強度は低め。
カジュアルな印象で主にスニーカーで使われます。

丸紐



丸紐は強度が強いのですが、平紐と比べると解けやすいです。
細めのものであれば、ドレス系にも対応するフォーマルな印象です。
ビジネスシューズやブーツはこちらが多いです。

その他



ランニングシューズに多い平丸紐。楕円形のような形をしています。
両者のいいとこ取りのような紐です。
中間の強度で、中間の解けにくさ。



素材によっても解けやすさや見た目の印象は大きく変わります。
靴紐を買えるときはちょっと気にして選んでみると、いつもの靴とは違ったニュアンスにできて面白いですよ。